腰痛なのに便秘になってしまったあなた!その理由はこれかもしれません
毎日の生活と腰痛
腰痛持ちの方って結構いらっしゃいますね。
なんと1500万人以上もの方が腰痛と言われていますから驚きます。
腰痛の原因は毎日の生活のなかで姿勢が悪かったり、腰に負担がかかるような動きをしてる場合が多いです。
どうしても仕事で物を持ったり運んだりが多い方もいれば、デスクワークで座りっぱなしになり腰に悪影響をあたえている方もいます。
普段から意識して正しい姿勢でいるように心がけてください。
では腰痛と便秘の対処方法を考えていきましょう。
病院で検査をしてもらう
まずは何が原因で腰痛になっているかを知ることが大切です。
自分で原因が分からない時や思い当る節がない時は、素人判断はせずに病院で診察してもらうのが良いのです。
便秘が伴うときは消火器内科や婦人科で診てもらいましょう。
もちろん他の科で診察を受け直すことがあるかもしれませんが、きちんと状況を説明することで原因が分かりやすくなります.
ですから、詳しく伝えることが大切です。
原因が腰そのものではなく、何等かの病気や心理的なものが原因の場合があるからです。
通常の検査は問診や触診をはじめレントゲン検査やMRI検査のほかに血液や尿の検査を行ったりします。
場合によっては内視鏡による検査を行うこともあります。
しっかりと検査してもらい正しい治療をしましょう。
腰痛と便秘の両方の症状がある
精神的なストレスが原因
腰痛は肉体的な原因だけでなるものではありません。
心因性腰痛症といって精神的なダメージが原因で起きる腰痛の症状は、不安、怒り、恐怖などを強く感じたり、気持ちが落ち込んでいるときに発症します。
精神的なダメージを受けた自律神経は交感神経と副交感神経のバランスがくずれますので、腸の働きが悪くなり便を排出できない状態が続き便秘になってしまいます。
まずはストレスを解消するのが第一ですが、いろいろな方法がありますので試してください。
ストレスを発散させて便秘を改善させる方法はこちらをご覧ください。
子宮筋腫が原因
子宮筋腫の症状は生理のときに出血が多かったり痛みがともなう、貧血になる、下腹部の張りやしこりがあるなどの症状がみられます。
子宮にできた腫瘍は良性ですが大きくなると骨盤神経が圧迫されますので腰痛が発生しやすくなります。
そればかりか腸を圧迫したり、腸と癒着して便の通りを悪くしますので便秘になります。
つまり腫瘍が神経と腸に悪影響を及ぼして腰痛と便秘が起きるのです。
ですからなるべく早い時期に適切な治療を受けることをお勧めします。
椎間板ヘルニアが原因
背骨の骨と骨の間にクッションの働きをしている椎間板がありますが、ヘルニアはこの椎間板が神経を圧迫することで激しく痛むので排便や排尿に障害がおきます。
この痛みがあるため排便のときにうまく便を押し出すことができずに便秘になる方がいらっしゃいます。
排便の時にいきみ過ぎるのは痔の原因となるので良くありませんが、スムーズな排便には有効です。
椎間板ヘルニアで痛みがある方は、まずこの痛みの改善と治療が大切ですので整形外科で診察を受けてください。
必ずしも手術をしないといけないわけではありませんが、病院の先生とよく相談をして納得して治療することが大事です。