お酒は便秘解消の敵!?知らないと危険なアルコールが与える影響

お酒を飲むと酔っ払うのはなぜ?

f22f65615a46a1e1316b6b870ad36a07_sあなたはお酒が好きですか?

私はあまり強くないので少しだけ飲むのですが、すぐに酔いが回ってしまいます。

ですから、お酒が強い方がちょっと羨ましかったりします。

お酒を飲んで酔っぱらっている時は、脳が麻痺(まひ)している状態です。

これは、お酒の中のエチルアルコールが肝臓で分解しきれずに、血液の中に入って脳に運ばれることによって起こります。

脳に運ばれるアルコールが増えるにつれて麻痺の度合いが高くなり、どんどん酔いがまわってきます。

すると、ろれつが回らなくなったり、ふらついて真っ直ぐに歩けなくなる等の症状が出ます。

飲み過ぎてしまい「記憶がない」という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

実はそういう私も結構酔っぱらったことがあります。

 

アルコールと便秘の関係

83c724e1c40bb5de4c6c7b8eaede22c9_sアルコールを摂ることで何か便秘に影響があるのでしょうか?

実はお酒の影響は便秘の方にとってプラスとマイナスの両面にあらわれます。

ではそれぞれの影響について考えてみましょう。

排便しやすくなる!?

お酒は排便をしやすくしてくれる作用があります。

お酒を飲むことでアルコールが腸に働きかけて、まだ便に多くの水分が含まれる状態で排泄を促してくれます。

ですが、これには条件があるのです。

つまりたくさん飲めば良いというものではなく、適量飲むことでプラスの効果があらわれます。

ですから、飲み過ぎてしまうと逆にマイナスに働いてしまいます。

下痢や便秘になることがある

まず第一に下痢の問題があります。

刺激が強すぎて腸の中で水分調整が’うまく出来ていないことがあるのです。

つまり便の水分が多いうちに排泄されてしまいます。

また反対に便秘の状態が悪化する場合もあります。

これはアルコールによる利尿作用などによって、体の水分が減ることで便が硬くなるからです。

どちらの場合も便の水分量が大きく関わっていますので、便秘や下痢を繰り返すことにつながりかねません。

お酒を飲む時の注意点

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便秘改善をお酒に頼らない

「酒は百薬の長」と言いますが、これはすべての方に当てはまるものではありません。

それはお酒を飲むことで健康を維持できているわけではないからです。

色々な研究がされていてお酒を全く飲まない方が健康であるとも言われています。

ですがお酒には精神的なストレスを緩和したり、コミュニケーションを図ったりできるという効果的な一面もあるのです。

ただ、いくらアルコールが便秘に効果的な面があるからと言って、お酒で便秘を解消しようとしてはいけません。

それなら、基本である食事を見直して身近にある食物の効果に注目した方がまだ良いのかもしれないですね。

お酒はあくまでも「楽しむ」ために飲むようにしましょう。

効果的と言われるお酒を適度に飲む

お酒にはたくさんの種類がありますが、それぞれのお酒によって特徴も違います。

また、アルコールの他に便秘に効果的とされる成分が入っていたりするものもあります。

ではいったいどんなお酒に効果的な成分が入っているのでしょうか?

ビール

ビールなどの炭酸を含んがものは便秘改善に効果的とされます。

これは炭酸が胃腸を刺激して、ぜん動運動の動きを助けてくれるからです。

またビール酵母も含まれています。

ですがが、ビールの銘柄によってその量も違うので一概に効果的とは言えません。

ワイン

便秘にはワインも良いようです。

その理由は赤ワインにはポリフェノールが含まれているからです。

このポリフェノールが腸を活性化させて便秘の改善に効果的と言われます。

一方、白ワインに含まれる有機酸には整腸作用があります。

有機酸の働きは悪玉菌をやっつけて善玉菌を助けてくれるというわけなのです。

日本酒

日本酒には整腸作用があるとされているアミノ酸と酵素が含まれています。

アミノ酸は整腸作用があるだけでなく、私たちの体の維持に欠かすことができません。

この必須アミノ酸は体の中でつくることができないので、毎日の食事から摂らないといけないのです。

また酵素を摂ることで腸内環境が整えられると、便秘の改善にプラスになります。

便秘解消には効果的な酵素の摂り方も合わせてご覧になって参考にしてください。

 

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お酒は適量に抑えることが大切

日本酒1合、ビール中ビン1本、ワイン180mlが適量とされています。

ですが、私と同じようにお酒に弱い方は必ずしもそうではありません。

この適量というのはすべての人に当てはまるわけではないので注意が必要です。

人によっては少し飲んだだけでも、顔や体が赤くなったりすることもあるでしょう。

このときに良い気分であったり、ほろ酔い気分であれば適量と言えるのではないでしょうか。

ですがフラついたり、吐き気があるようでは、飲み過ぎかもしれませんね。

アルコール依存症にならないために

毎日飲み続けることは、アルコール依存症になる可能性があります。

少量でも毎日の飲酒は肝臓など体に負担をかけるとになります。

依存症にならないようにするだめに、毎日連続して飲むのはさけましょう。

よく言われる休肝日は肝臓を休めるためだけではなく、アルコール依存症の予防になります。

ですから週に2日、続けて休むのでなく2日~3日に1回といった感じで休むのが良いでしょう。

アルコールの影響は個人差がありますが、気付かぬうちに依存症になることのないように十分注意してください。

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