便秘改善には気軽に飲める青汁がとっても簡単だけど効果はあるの?
青汁が便秘に効果的なワケ
本来、青汁とは生の緑葉野菜を搾っただけのものです。
便秘解消効果があるとされているは青汁の材料と関係があるからと言えます。
材料となるケール、明日葉、クマザサ、桑の葉、大麦若葉のは食物繊維が豊富に含まれており、これが便秘改善に効果的とされる理由です。
青汁に含まれた食物繊維が腸内環境を改善し、腸のぜん動運動を活発にするのを助けてくれます。
ですが加工方法によっては食物繊維の含有量が少なくなってしまうものもあります。
これらの他にも食物繊維が含まれているさまざまな食材を紹介していますので参考にしてください。
食物繊維はバランスよく不溶性食物繊維2:水溶性食物繊維1の割合で摂るのが理想です。
食物繊維の量は商品によって異なっていて、中にはあまり含まれていないものもありますので注意してください。
青汁を美味しく飲むには?
あなたも青汁を飲んだことがあるかもしれません。
搾っただけのものは正直おいしいとは言えないですよね。
私も最初はコップ1杯をやっと飲んだ記憶があります。
ですが、ちょっとした工夫でとても飲みやすくなり、そのポイントはまろやかな味にしてあげることです。
一番のおすすめはなんといっても牛乳ですが、ヨーグルトを入れても青汁のクセが改善されます。
便秘に良いハチミツやオリゴ糖を入れても飲みやすくなるので試してみてください。
ハチミツは便秘の解消に効果的と言われていますし、オリゴ糖も便秘改善に良いとされているうえにカロリーを控えることができます。
ですが、せっかくの青汁ですので、これらを入れる時は量を適度に調整すると良いでしょう。
あくまでも青汁がメインですからね。
便秘によい青汁の選び方
青汁にはケール、明日葉、大麦若葉、クマザサ、桑の葉、モロヘイヤ、ブロッコリーなどたくさんの種類があります。
いったい何の青汁を飲めばいいの?と迷ってしまいますよね。
全ての成分がそのまま青汁に含まれているわけではありませんが、それぞれの特徴を知ることで青汁選びの参考にしてください。
ケール
ケールは栄養価もが高い優れた野菜ですが苦味が強いので、合わない方もいるかもしれませんがこの苦味を改善した青汁も売られているようです。
豊富な食物繊維の効果の他にも、βカロテンが肌や爪、髪などを正常に保ち、ビタミンCやEは美肌、疲労回復、生活習慣病の予防に効果的です。
またルテインという成分も含まれていて白内障や黄班変性症(おうはんへんせいしょう)の眼病予防に効果があると言われています。
明日葉
明日葉も苦味があるのが特徴ですが、市販の青汁は苦味がおさえられているものが多いようです。
含まれている成分をケールと比較してみると食物繊維は1.5倍、βカロテンは1.8倍、カリウムは1.3倍になります。
その他にもビタミンK、鉄分もケールより多く含まれていて、とても優秀であることがわかります。
明日葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)やアンゲリカ酸は整腸作用があるとされています。
大麦若葉
大麦若葉はクセがほとんどありませんが、含まれる食物繊維やβカロテンはケールの約70%ほどです。
ですが反対にビタミンCは1.4倍、カルシウムは2.6倍、鉄分は14倍以上も含まれているんです。
カルシウムは骨や歯を構成している他に筋肉や心臓の働きを正常に保つ、ホルモンや唾液などの分泌を調整する等の働きをします。
そして鉄分は血液中のヘモグロビンの成分になり酸素を体中に送ったり、筋肉の収縮、爪や髪の生成に関わっています。
まとめ
材料の種類も色々ありますが、商品の種類も通常の搾ったタイプの他に冷凍タイプや粉末タイプさらには粒タイプのものまであります。
多いのは粉末タイプですが、水に溶かすだけなので気軽に飲めますし、まとめて購入できる利点があります。
各社いろいろなものを販売していますので、あなたに合ったタイプを選ぶと良いでしょう。
中身もさまざまで何種類かの野菜や果物を混ぜてあったり各社工夫していますが、一度にたくさん買うのが心配でしたら、サンプルやお試しセットなどで飲んでみてから購入してください。
味は大丈夫か?
あなたのカラダにあっているか?
などを確認してからでも遅くはありません。
レビューなどもあるようですから参考にするのも良いでしょう。
効果は早い人で数日から1ヶ月くらいであらわれますが、個人差もありますので即効性を望まずに気長に続けることが大切です。
この時に注意したいのは青汁を飲んでいても、食事には注意する必要があるということです。
いつも口にしている身近にある食べ物が便秘の解消にとても効果的ですので一度見直してみることも必要です。
食事をおろそかにしたら、青汁の効果も発揮できないままかもしれません。
毎日の食事はとても大切ですから、ここで気を抜かないようにしたいものですね。