はちみつが便秘の解消に効く!蜂蜜のもつ本当の力

はちみつに含まれる栄養

a7f7eef88360b5d13d97971ab00891dd_s蜂蜜(はちみつ)には良質のビタミンが含まれています。

このビタミンは生理機能の調節と、代謝を円滑にする働きがあります。

ビタミンは食物によって摂らなければなりませんが活性型と不活性型の2種類に分かれています。

はちみつの場合92%が活性型であり、不活性型より効果が高いのです。

その他にもミネラル、アミノ酸、ポリフェノール、酵素などを含んだ栄養豊富な食品です。

ですから、蜂蜜がとても優れた良い食品というのがわかると思います。

ビタミン

種類

ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンK・葉酸・ニコチン酸・パントテン酸・ピオチン・コリン

効果

皮膚や神経機能を正常に保つ、エネルギーをつくるのを助ける、成長を促進させる

ミネラル

種類

カルシウム・マンガン・鉄・カリウム・銅・マグネシウム・硫黄・塩素・リン・ケイ素・ケイ酸

効果

骨や歯の形成、血液凝固や筋収縮の生理作用、浸透圧の調整、毛髪や皮膚などをつくる

アミノ酸

種類

バリン・イソロイシン・アルギニン・リジン・アスパラギン酸・プロリン・スレオニン・ヒスチジン・フェニルアラニン・チロシン・グリシン・セリン・グルタミン酸・アラニン・メチオニン・ロイシン

効果

タンパク質の生成を補助、肝機能を助ける、気持ちを落ち着かせる、副交感神経の鎮静、貧血の改善、皮膚の保湿、免疫力アップ、血管の正常な機能を助ける

ポリフェノール

種類

p-クマル酸・フェルラ酸・ケンフェロール・クリシン・バニリン酸・バニリン・シリングアルデヒド・p-ヒドロキシ安息香酸・ケルセチン・ガランギン・ カフェ酸

効果

活性酸素の発生を抑える、抗菌作用、抗ガン作用、糖尿病の予防、血流を整える、抗アレルギー作用、抗炎症、抗ウィルス、高血圧を抑える、血液の流れを整える

酵素

種類

ジアスターゼ ・ホスファターゼ・α-グルコシダーゼ・β-フラクトフラノシダーゼ・カタラーゼ・グルコースオキシダーゼ

効果

でんぷんやショ糖の分解を促進、活性酸素の除去

便秘を改善する効果は?

c9afe570e5ff6df7ee57a9019688f997_s多くの栄養を含んだはちみつですが効果も様々なものがあります。

その一つに便秘を改善する効果があるとされます。

整腸作用があり慢性的な便秘や下痢の症状の緩和が期待できます。

はちみつの主な成分はブドウ糖と果糖ですがオリゴ糖も含まれているので善玉菌が増えやすくなります。

さらにグルコン酸も含まれていて、胃で分解されず腸まで届くことで腸内菌の働きを助けてくれて、ぜん動運動を促してくれるのです。

その他にもはちみつを食べることによってセロトニンが多くつくられ、ストレスの緩和に役立ちますので自律神経を整えるには効果的で便秘の改善にも良いと言えます。

さまざまな効果が期待できるはちみつですが美容効果として保湿効果や肌荒れを整えたり、強い殺菌効果が咳止めに有効です。

疲労回復効果やダイエットにもよいとされ、とても優秀な食品と言うことができます。

 

良いはちみつの選び方

本当に良いはちみつを選ぶのにはどうしたらよいでしょうか?

大切なことは「生はちみつ」を選ぶことです。

はちみつは加熱処理をしますとミネラルや酵素といった栄養が失われてしまうのです。

せっかくの豊富な栄養も失われてしまっては効果が期待できなくなります。

ですから「純粋はちみつ」でしかも熱処理をしていない「生はちみつ」をおすすめします。

味は色々あって迷うかもしれませんが、そんなときはレンゲやアカシア、クローバーの花から取れたものがクセが少なくて良いでしょう。

好みで他の花からとれたはちみつを試してみてもよいかもしれませんね。

 

一日の摂取量と注意点

bbb32f9115e2133a53570899ff762a0c_sはちみつの摂取量は1日に大さじ1杯~3杯程度として、これを数回に分けて食後に摂りますが中性脂肪が気になる方は少なめにしましょう。

砂糖よりはカロリーも低いとは言うものの摂りすぎは肥満の原因になったり、お腹がゆるくなりますので注意してください。

また、乳幼児にははちみつをあげないようにしてください。

これは「ボツリヌス菌」に感染する可能性があるためですので、1歳を過ぎてからあげるようにしましょう。

そして、食物アレルギーの方も食べるのを控える方がよいでしょう。

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