ヘルペスと便秘はこんなところでつながっていた!意外な関係とは?
ヘルペスってどんな病気?
ヘルペスとは水ぶくれになった部分に痛みや痒みを感じる症状が出て、時には熱が出ることがある病気です。
種類としては単純ヘルペスと帯状ヘルペスに分けられます。
口唇ヘルペス、性器ヘルペス、水ぼうそうがあり、発症する場所や症状に違いがあります。
自然に治る場合もありますが、症状があらわれたら病院で診察してもらいましょう。
早いタイミングで治療を行うことで症状も重くならないうちに回復できます。
ですが乳幼児や高齢の方は注意が必要で、重症になると入院して治療を行うことになります。
またヘルペスは難聴、角膜炎などの耳や目の病気になったり、神経が影響を受けることによって顔面が麻痺、神経痛、その他の病気を引き起こすことがあります。
このときに治療に使う薬の影響によって便秘になることもあります
便秘とヘルペスは関係あるか?
便秘とヘルペスは一見何の関係もなさそうに思えますよね。
でも以外な関係があったんです。
ヘルペスになる原因の一つに免疫力の低下がありますが、これが腸内環境と関係しています。
それは免疫細胞全体の約70%が腸にいるとされているからです。
この免疫細胞のもつ免疫力で、ウィルスや病原菌から私たちの体を守ってくれています。
また免疫細胞は腸内の善玉菌によって増強されるのです。
もし腸内環境が悪化して悪玉菌が増加して免疫力が低下すると、ヘルペスだけでなく他の病気にもかかりやすくなります。
この腸内環境の悪化は便秘になる原因ですので、ヘルペスと便秘はここで繋がっていると言えます。
ヘルペスの発症を防ぐ方法
腸内環境を整えて免疫力を上げる
予防方法として大切なことは、免疫力を上げておく事です。
免疫力が落ちていると発症しやすくなりますので腸内環境を良い状態に保つことがとても重要です。
免疫力を上げて便秘を改善する方法もありますので参考にしてみてください。
腸内環境を良好な状態に保つために注意しなければいけない点は、毎日の生活習慣そのものです。
肉体的なストレスや精神的なストレスを溜めない、食事に気を付けるなどで大きな違いがでます。
また、体を温めることで腸が活発になり便秘に効果的で、免疫力も上がるとされています。
あまり難しく考える事はありませんので、あなたに足りない事やできることから始めましょう。
感染しないように注意する
すでにヘルペスになっている人からうつる場合があります。
患部の水ぶくれの中にはウィルスがいっぱいですから決して触れないようにしましょう。
もし触ってしまったら石鹸でよく洗いましょう。
相手の体に触わることや、性行為はお互いの問題ですので十分に注意してください。
タオルやコップ、食器なども共用しないで、良く洗ったものを1人だけで使うようにします。
食事の改善で予防する
ヘルペスの予防にはリジンが良いと言われています。
それはヘルペスの発症のもとになるウィルスの活動を抑える働きがあるためです。
リジンは豆類(納豆、油揚げ、あずき、豆腐)、肉類(鶏肉、豚肉、牛肉)、魚類(かつおぶし、まぐろ、たらこ、鮭)、ナチュラルチーズ、落花生などに多く含まれています。
と言うことは、身近にある納豆は便秘改善の効果の他に、ヘルペスの予防効果も期待できそうです。
逆に避けた方が良いのはジャンクフードやアルギニンを含むナッツ類、チョコレート、コーヒーなどカフェインを含むものです。
これらの食品をよく口にする方は気を付けてくださいね。