あなたの冷え性と便秘を同時に改善できる2つの方法!
冷え性が便秘を招く
冷え性のときは血液の流れが悪い状態になっていたり、筋肉が十分な熱を出せない状態です。
そして、血流が滞っていると内臓の働きも悪くなってしまいます。
同時に内臓も冷えるといった症状が出てくることがあります。
冷えの影響は腸にもあらわれ腸内環境を悪化させますので、便秘につながるのです。
体を温めて腸が活発に働くようしてあげることはとても重要なことです。
腸の中には善玉菌、悪玉菌、そしてどちらかの勢いの強い方に味方して働く日和見菌があります。
善玉菌の働きが弱まり悪玉菌が優勢になると日和見菌は悪玉菌の味方をして働くので、どんどん便秘になりやすい環境になってしまいます。
ですから冷え性を改善することは便秘の解消へつながることを忘れないでください。
冷え性を改善する方法
食生活で改善をする
1 アミノ酸を含んだ食品を食べる
アミノ酸を摂ることで血液の流れが良くなりますので冷え症の改善にとても効果的です。
特にシトルリンは一酸化炭素を生成して血管を拡張させ、しなやかにしてくれますので血流が良くなります。
このシトルリンはスイカから発見されたアミノ酸ですから、スイカを食べるのが良いのですが毎日スイカばかり食べられません。
ですから含有量はスイカより少ないのですがウリ科の野菜に多いと覚えてください。
ヘチマ、メロン、ゴーヤ、冬瓜、きゅうり、の順に含有量がだんだん少なくなっていきます。
2 毎日、白湯を飲む
朝、起きたらまず白湯を飲むと良いでしょう。
白湯は便秘改善にも効果的です。
普通の湯冷ましなのですが、効果は特別なんですよ。
白湯を飲むと内臓が温まり血行が促進されて冷え症にはとても良いばかりか胃腸にも働きかけるので、便秘の改善にも効果的というわけです。
作り方はやかんでお湯を沸かし、10分ほど沸騰させたものをポットに入れておきますが、冷たい水を入れてさましてはいけません。
50℃~60℃にさめたものを1回150ml位をゆっくりと10分位かけて飲み、1日に800ml~1000ml程度までとします。
寝る前や食事中にも飲むようにしますが、飲み過ぎるとトイレが近くなったり、体が冷えて逆効果ですので量には気をつけてくださいね。
3 オリーブオイルを摂る
オリーブオイルの中でも、エクストラ・バージン・オリーブオイルと言われる無添加の加工がされていないオイルを、1日大さじ1杯~2杯摂ります。
オレイン酸が悪玉コレステロールを減らして血液をサラサラにし、ビタミンEが血行を促進して冷え性の改善に役立ちます。
オリーブオイルと一緒に食生活を考えて体を温める食物を摂ることで体の熱を保つことができます。
また便の滑りを良くしてくれるので排便がスムーズになり便秘にも良いのです。
ただしオリーブオイルはカロリーが高く摂りすぎると太る心配がありますので、注意してください。
ウォーキングをする
冷え性の改善にはウォーキングがおススメです。
体温を維持するための熱は筋肉によってつくられていますから、運動をして鍛えることで体温を上げることができます。
健康維持と筋量を減らさないようにするためには、適度な運動が欠かせません。
筋肉を鍛えることで便秘解消にとても役立ちます。
さらに歩くことで筋膜という筋肉を覆っている薄い膜をほぐす効果があります。
筋膜がほぐれると中にある筋肉の動きが自由になり、伸び縮みができることで血行がよくなり冷え性の改善に役立ちます。
下半身には全筋肉の70%が集中しているんです。
ジョギングやランニングでなくて構いません。
毎日続けることで腸の働きも活発になりますから便秘の改善にも効果的と言えます。
歩くときの注意点
まず第一に体調は大丈夫ですか?
体に痛みや異常はありませんか?
もしおかしいなと感じた時は休みましょう。
そして服装や靴にも気を付けておこなってくださいね。
特に靴はクッション機能がしっかりしたものを選んで使うことでケガを防止できます。
実行するときの時間帯は朝が良いでしょう。
朝、余裕をもって起きることで規則正しい生活につながりますし、ウォーキングによって体が目覚めるとモチベーションが上がります。
また、朝行うことで血行を良を良くして1日を過ごせるようにするためです。
歩き方ですがあごを引いて背筋をまっすぐ伸ばす、視線は10メートルくらい先を見る、腕を大きく振る、歩幅は普段より+1足分広く、つま先で蹴りだしかかとから着地する、これらを意識してください。
歩く時間も少しずつ長くして30分~1時間位までを目標にしましょう。
この時に鼻呼吸をするように心がけてください。
最初はゆっくりと正しい姿勢を体に覚え込ませて、無理のないようにおこなうと良いでしょう。