便秘が胃痛を起こす原因はここにあった!その対策と方法
胃痛が起きる原因を考える
あなたの周りにも胃が弱かったり胃痛に悩んでいる方がいるかもしれませんがご本人は大変な思いをされていることでしょう。
胃痛の原因を考えた時に大きく分けて2種類になります。
その一つは精神的なもので、もう一つは肉体的なものです。
まず精神的ものと言えば第一にストレスが上げられますが、私たちは毎日ストレスと向かい合っている環境の中で生活しているといっても過言ではないと思います。
毎日受けるストレスは体に大きな負担をかけています。
このストレスが胃の血流を悪くすることによって胃痛がおこります。
もう一つの肉体的なものは何かの病気にかかっている場合と喫煙、食べ過ぎや飲み過ぎなど普段の生活の中に原因がある場合です。
タバコは胃の血管を収縮させるので血行が悪くなり、食事の量が多いと大量の胃液が出て粘膜に影響を与えるので腹痛が起きます。
飲酒の場合にはアルコールが胃の粘膜を刺激し、大量に分泌された胃液がさらに粘膜を刺激して痛みを感じるのです。
他にも病気が原因で胃痛を感じる時には胃炎や胃がん、胃けいれんや胃下垂などがあり、その他にも食中毒の場合があります。
便秘が原因で胃痛になる?
胃と腸は便秘と密接にかかわっていますのでお互いに影響を受け合うことがあります。
胃腸の調子が悪いと便秘になることはありますよね。
では便秘が原因で胃痛が起きることはあるのでしょうか。
便秘で胃が圧迫される
便秘で便が腸に詰まってしまいますと胃を圧迫することになります。
胃が刺激されることによって痛みを感じるのです。
そして腸が詰まった状態になりますと、食べたものが胃から腸へと送ることができなくなってしまい、胃痛の原因になります。
病気が原因の場合
病気が原因で便秘になり、同時に胃痛が起きる場合の病名としてガン、腸閉塞、腹膜炎、潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)などが上げられます。 病気の場合には病院で診察を受けて治療しなければなりません。
機能性消化管障害
胃や小腸、大腸の働きが悪くなることで便秘や胃痛が起きる症状で過敏性腸症候群などがあります。
これは内視鏡検査や血液検査などをしても異常が見つからないのですが、気になる方はお医者さまに相談してみてください。
胃痛を改善する方法
刺激のある食物は摂らない
胃痛のときには辛いものや冷たいもの、しょっぱ過ぎるもの、甘すぎるものの他にアルコールや炭酸飲料など刺激のあるものを摂らないようにすることが大切です。
また胃に負担のかかる脂っこい食べ物なども控えた方がよいでしょう。
代わりに消化が良くて胃にやさしいものを食べることです。
お粥、うどん、納豆、豆腐、白身魚、鶏ささみ肉などの他にリンゴやバナナも胃に負担をかけない食物と言えます。
ストレスを発散する
胃と腸の両方に負担をかけないようにするには、溜まったストレスは発散させる必要があります。
ストレスを発散させる効果的な方法はこちらをご覧ください。
ストレスの発散は自律神経の働きを整えてくれますので、気分がスッキリすることで症状の改善に効果を発揮します。
これは便秘にも効果的と言えるでしょう。
胃腸薬や整腸剤の使用
できる限り薬に頼らないようにしたいものですが便秘がちで胃痛もしやすい方は薬を常用しないように気を付けましょう。
普段から便秘にならないように生活に注意したいものですが、もしなってしまった時には病院で診察をしてもらい、正しく飲むことで改善しましょう。
効果がないのに薬を飲み続けることのないようにしてください。