便秘と同じコロコロうんちを治してスッキリ快便になる5つの対策!
なぜコロコロうんちになってしまうの?
ウサギの糞のようなコロコロとした便が出ることはありませんか?
全然出ないわけでないけれど、「出たっ!」という感じがしないのですっきりしませんよね。
どうしてあんなコロコロとした便になってしまうかと言いますと、便の中の水分が少ないためです。
腸の中にある時間が長いと便は水分が吸収されてしまって硬くなります。
硬くなった便はもっと排泄され難くなるので、腸の中でさらに水分が吸収されてカチカチになってしまいます。
これは水分や食物繊維の不足などの他に病気が関係している場合があります。
一つは痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)と言われるものですが、生活環境の変化や精神的ストレス、睡眠不足などで自律神経が乱れることによっておきます。
もう一つは過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)は別名IBSと呼ばれており、ストレスや消化器官の異常が原因と言われています。
こんな状態が続くと腸の中は?
硬い便が詰まった状態になっている腸の中では悪玉菌の勢力が強くなります。
そして便の腐敗が進みますので、アンモニアなどの有害物質が発生して、おならや臭い便を出すようになるのです。
この有害物質が血管から吸収されて体中に運ばれ頭痛、体臭などの症状が出たりガンを引き起こすこともあります。
他にも美容に悪い肌荒れやシミの原因となったり、太りやすい体質へと変えていきます。
コロコロうんちを改善する方法
コロコロうんちになってしまったら、どうするのが良いかを考えて気持ちいい排便ができるようにしていきまよう。
まず一番重要なのはこの硬い便を出してしまうことで、次に溜めないことです。
ではそのために何をすべきかを考えましょう。
水溶性食物繊維を摂る
水溶性食物繊維は便を柔らかくしてくれるとともに、腸の中で善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。
食物繊維を摂るときにはその働きをよく理解しておく必要がありますので、この場合に不溶性食物繊維を多く摂りますと逆に便の排泄がし難くなることがありますから注意が必要です。
快便に効果的な食物繊維がとれる食品も参考にしてください。
善玉菌を増やす
腸の中では悪玉菌が優位の状態になっているので、善玉菌を増やす効果のあるオリゴ糖や乳酸菌の入った食品を食べるようにしましょう。
オリゴ糖は玉ねぎ、キャベツ、にんにく、大豆、リンゴ、バナナ、ブドウなどに含まれていて、腸で善玉菌のエサとなり増やすのを手伝ってくれます。
乳酸菌というとヨーグルトやチーズがありますが、キムチやぬか漬けといった漬物は植物性乳酸菌が摂れる発酵食品ですので覚えておきましょう。
水分を補給する
水分の補給は必要なことですが、こまめに補給するように心がけてください。
症状が重くなってからではなく普段から気を付けることが大切ですので、いつでも水を飲めるように準備しておいて補給してあげましょう。
そうすることで十分な水分を摂ることができ、便の水分を補うのに有効です。
特に食事の時はご飯やおかずと一緒に水分を摂ることを忘れないでください。
ストレスを発散させる
わたしたちは毎日の生活の中でストレスを感じながら生きています。
ですから、せめて溜め込まないようにしたいものです。
便秘の改善に役立つストレス発散方法はこちらです。
あなたご自身にあった方法で楽しみながら続けられるものを選んでください。
長く続けることが大切です。
病気かな?と思ったら
便秘は病気と関係していることがあります。
コロコロうんちが出る場合には痙攣性便秘(けいれんせいべんぴ)や過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)の場合があります。
急に便秘になったときは、いつもと違う何かがありませんでしたか?
精神的、肉体的ストレスが原因で、体に影響をあたえ変化があらわれることもあります。
まずはいつもの生活のリズムに戻しましょう。
それでも改善が見られないときは早めに受診することをお勧めします。
心配な時は病院で診察してもらうのが一番ですからね。