キャベツの便秘を改善する効果は1つだけじゃないって知っていますか?

キャベツの便秘改善効果

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食物繊維がたくさん含まれている

便秘の解消に良い野菜と言うと、必ず出てくるのがキャベツですよね。

その理由は「食物繊維が多いから」と答える方がほどんだと思います。

確かに食物繊維が多く含まれている食物と言えますし、便秘の改善には効果的とされています。

でもそれだけならば他の食物にもたくさん含まれています。

実はそれ以外にも知られざる?さまざまな素晴らしい成分があるんです。

ビタミンUが力を発揮してくれる

ビタミンUってご存じですか?

胃腸の働きに深く関わっているビタミンです。

胃酸の分泌を正常に保ち、胃や腸の粘膜の新陳代謝を良くしてくれる働きがあります。

これにより腸の粘膜が健康な状態に保たれて、ぜん動運動が活発になり便秘の改善にも効果が期待できるわけです。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍で傷ついた胃腸の回復を早める効果があるとされており、抗酸化作用で生活習慣病の予防効果もあります。

ビタミンUはキャベツの他にセロリ、レタス、ブロッコリー、パセリ、アスパラガスにも含まれています。

ビタミンCをたっぷり含んでいる

キャベツにはビタミンCが豊富に含まれているのです。

100gあたり41mgも含まれており、私たちの1日の必要量が100mgですから、これだけで1日分の41%も摂れてしまいます。

このビタミンCは腸内の善玉菌を増やして活発にしてくれる働きがあります。

善玉菌が元気に働くようになることで、便秘の改善にとても効果的と言えます。

キャベツの上手な食べ方

 

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キャベツを食べさえすれば、便秘の効果があると思っていませんか?

残念ながら何でも食べれば良いというわけにはいきません。

実はキャベツには「効果的な食べ方」があったんです。

ちょっと注意するだけで、キャベツの持つ素晴らしい栄養を摂ることができるのです。

ビタミンUは熱に弱く水溶性

ビタミンUは水溶性ビタミンで水に溶けやすく熱に弱いので、できるだけ生で食べるのが望ましいです。

ですからキャベツだけを食べる場合には長時間水に浸すのを避けたり、あまり熱を加えない方が良いでしょう。

水に浸す時間は5分程度までとして、煮物にした場合の煮汁にはビタミンUが溶け込んでいますので、いっしょに飲むようにします。

摂り方を間違えると逆効果?

いっぱい食べれば効果が上がるわけではありませんし、間違った食べ方はかえって便秘になってしまいます。

注意したいのは食べ過ぎると体にとって必要な油分や水分が吸収されることで、便を硬くしてしまうことがあるのです。

また便秘で冷え性の方は体を冷やさないように、生で食べる量を加減して温野菜にしていただきましょう。

いくら便秘改善に効果的だからと言ってキャベツばかり食べるのもよくありません。

他の食品とのバランスを考えて偏らないように気を付けましょう。

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