便秘解消には生野菜より温野菜を食べなさい!その2つ理由とは
温野菜ってよく聞くけれど??
温野菜は生の野菜を加熱してして調理したものです。
と一言で言ってしまえば簡単ですが、生で食べるもの以外すべてが温野菜ですからいろいろなものがあるわけです。
茹でたり、蒸したりしたものもそうですし、ただレンジで温めたものだって加熱されているので温野菜ですね。
野菜炒めも野菜に火を通しているで立派な温野菜と言えます。
あと鍋料理やスープ類ほもちろんそうですし、味噌汁で食べる野菜までもそうなのです。
私たちが毎日の食事で食べている野菜は温野菜が多くあります。
ですが十分な量を食べているかと言いますと、必ずしもそうではありません。
せっかく良い点がいっぱいあるのにもったいない事です。
食べやすくて体にも優しい食物と言える温野菜を一度見直してみませんか?
生野菜と温野菜の長所と短所
生野菜と温野菜の違いは加熱するかしないかですが、見た目だけでなく食感や味、さらにその効果まで違います。
毎日上手に食べることで私たちの体に良い変化を与えてくれるでしょう。
もちろん完全食品ではありませんし、どちらにも短所もあれば長所もありますが、それらを知ることでより有効に食べることができます。
ではその違いとは何か見ていきましょう。
生野菜の長所と短所
長所 | 血液をサラサラにしてくれる、ビタミンやミネラル、酵素がそのまま豊富に摂れる、 |
短所 | 体が冷えやすい、吸収が悪いので代謝不良になりやすい、量をたくさん食べられない |
温野菜の長所と短所
長所 | たくさんの量が食べられるので食物繊維や他の栄養が摂りやすくなる、βカロテンやビタミンAは吸収されやすくなる、体を温める効果がある |
短所 | 水溶性であるビタミンBやビタミンCは失われやすい |
便秘改善に温野菜をすすめる理由
食物繊維を摂りやすい
加熱することでかさが減りますから生野菜よりたくさん食べられるようになります。
ですが食物繊維ならなんでも良いわけではないのです。
偏ってしまうと便秘が悪化してしまうことがあります。
ですから水溶性食物繊維が1に対して不溶性食物繊維が2のバランスが大切です。
便秘解消に効く食物繊維を含んだ食品はどんなものがあるかを参考にしてみてくださいね。
決して生野菜を食べてはだめというわけではないので誤解してはいけませんよ。
体を温めてくれる
温野菜は体を温めてくれます。
体温を上げる、体を冷やさないことは便秘の改善にとても有効なのです。
さらに体温を上げることで腸が活発になるうえに免疫力を高めることにつながります。
ですから温野菜を食べて体温を下げないようにしましょう。
温野菜を作るときに一番良い方法は蒸すことです。
煮るのも良いのですが栄養分が煮汁に溶け出してしまうので、煮る場合は煮汁も一緒にいただけるように工夫すると良いです。
加熱する時間があまり長いと栄養が抜けてしまいますから注意した方がいいです。
参考に体を温めてくれる野菜と体を冷やす野菜を紹介しておきますね。
特に冷え性の方が生で食べる時はバランスに気を付けてほしいと思います。
体を温める野菜 | にんじん、ごぼう、ねぎ、しょうが、かぼちゃ、とうがらし、ニラ、豆類、ピーマン、ブロッコリー、いも類、玉ねぎ、かぶ、山芋、ごま、シソの葉、パセリ、小松菜、らっきょ |
体を冷やす野菜 | ほうれんそう、なす、もやし、トマト、きゅうり、白菜、レタス、オクラ、大根、セロリ、にがうり、冬瓜 |