白湯が便秘改善に効果的と言われますがあなたは知っていますか?
あなたは白湯ってよく飲みますか?
白湯を普段から飲んでいる方は少ないのではないでしょうか。
味もないし、ただのお湯であまりおいしいとは思いませんよね。
ただ寒い時に飲むと体がポカポカして温まるのですが、コーヒーやお茶などと違ってくつろぐといった感じではありません。
ですが上手に飲むことで意外な効果があったりします。
例として、どんなに良い道具でも正しい使い方を知らなければ100%の能力を発揮できないのと同じです。
これはすべてのものに言えることで、もちろん白湯でも同じなのです。
ただのお湯になるか、あなたの役に立つかは、どんな白湯を、どんな飲み方をするかで大きく違ってきます。
知っているようで知らない白湯の作り方
白湯を作ってくださいと言われたらどうでしょう。
お湯を沸かして終わりですか?
ここでは私たちの体にとって効果的な白湯の作り方を紹介します。
これはアーユルヴェーダと言われるインドの伝統的な医学に基づいたもので、ただのお湯とは違うということです。
ではその作り方ですが、
① やかんを用意する(できれば銅製が良い)
② 水を入れて火にかける(ミネラルウォーターがおすすめ)
③ フタをとったままで沸騰させる
④ さらに10分~15分沸かし続ける
あとはポットに入れておき、飲むときは冷ましながら飲むだけです。
でも、なぜ電気ポットじゃだめなの?と思われるかもしれませんね。
アーユルヴェーダではやかんに水を入れてフタを開けたまま、火を使って沸騰させることで、水、火、風の3つのエネルギーを取り込むようです。
それを体内に取り入れる事で、有効に働いてくれるという考え方があるようです。
アーユルヴェーダにこだわりのない方や面倒な方は、電気ポットや電子レンジを使うこともありではないかと思います。
白湯の便秘解消効果とは
白湯が便秘解消に良いと言われていますが、何が良いのかわからない方もいると思います。
内臓の冷えは腸の働きを悪くしますので、便秘にもよくありません。
温かいお湯を飲むことで内臓を温める効果がありますし、新陳代謝も上がります。
また血液の流れも良くなるとされています。
内臓が温まると腸の動きも良くなるので排便しやすくなると考えられます。
特に冷え性の方は体全体が冷える傾向にあるので、中から温めてくれる白湯は効果的と言えます。
便秘には水を飲むことも良いとされていますが、冷え性の方には白湯をおすすめします。
体を温めることで免疫力も向上するとされています。
白湯の効果的な飲み方
一日に飲む量は800ml~1000mlで良いでしょう。
一回あたりでは150ml~200mlが目安です。
飲み過ぎるとトイレも近くなりますので、あなたに合った量で調整してください。
お湯を温め直したり水を入れて冷ますのは避けましょう。
飲むタイミングですが朝の起きぬけに飲むことで、腸の動きが良くなり排便を促します。
朝だけでなく夜寝る前や、毎日の食事の時にも飲むと良いでしょう。
味を付けるならはちみつが便秘に効果的ですので、少し入れると飲みやすくなりますよ。
あわてずにゆっくりリラックスして飲むことでストレスもやわらぎます。
体にとてもやさしくて効果が期待できる安全な方法ですので、すぐにやめないで気長に続けてみてください。