チアシードが便秘に良いらしい!その効果と食べ方を紹介します

チアシードってどんなもの?

06522226a4c3f2ca3e0e1501347c0611_sあなたも名前は聞いた事があるもしれませんが、チアシードとは「チア」というシソ科の植物の種の事を言います。

見た目はゴマの様な感じです。

チアは一年草の植物で、南米のメキシコやペルーなどで栽培されているのですが、この種子が注目されています。

2000年台になってからはオーストラリアでも栽培されています。

なにが注目されているかと言いますと栄養価が高いと言うことで、オメガ3脂肪酸という私たちの体では作ることができないエイコサペンタエン酸(EPA)、α-リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)といった脂肪酸を豊富に含んでいます。

この脂肪酸は糖尿病、動脈硬化、高血圧などの生活習慣病や認知症の予防、がんの予防効果、アトピー性皮膚炎や花粉症のアレルギーの症状改善などが報告されていて美肌効果や脂肪燃焼作用によるダイエット効果も期待されます。

その他にもカルシウムや亜鉛、鉄分、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

そして食物繊維も豊富に含まれていますので便秘の改善効果が期待できる食品と言えるでしょう。

チアシードの種類と特徴

3e0474681472ebb1b819a3e4e720c5e8_s実際には色々な色のチアシードがあり、黒色、白色、グレー、まだら、といったものがありますが販売されているチアシードの多くは2種類に分けられます。

一つはホワイトチアシードと呼ばれその名の通り白いチアシードです。

もう一つはブラックチアシードで、こちらは黒い色をしています。

この2種類は見た目が違いますが、栽培された環境などによって多少の差はありますが栄養価の差はほとんど無いようです。

ちなみに茶色のものはまだ未熟であり、栄養分が損なわれているかもしれません。

チアシードは水分を吸収して10倍以上に膨張する特徴がありますが、サルバチアと呼ばれるホワイトチアシードの膨張率は若干高めのようです。

またほとんど味やにおいがないので他の食材と一緒にしても食べやすいと言えますし、食感は種がプチプチしていてタピオカのような感じです。

水分を含んだ時にとろみがでますが、これはグルコマンナンという食物繊維を含んだ成分でこんにゃくにも含まれているものです。

グルコマンナンはほとんど吸収されずに腸まで届き便のかさを増やしてくれますので、これにより腸の動きが活発になり便を外へ押し出すのを助けてくれます。

チアシードを食べる時の注意点

yogurt-1235353_640チアシードはとてもよく水分を吸収しますので、食べる時は水分を十分に取りながらが良いでしょう。

できれば最初に十分な水分を含ませておいた方が、食べる時に水分補給を気にせずに済みますし後でお腹がきつくなるのも避けられます。

そうすれば、あなたが食べる量が分かりやすいですから作る量も加減しやすいと思います。

 調理する時の注意点

なるべく熱を加えないように注意してください。 熱を加えますとせっかくの栄養が壊れてしましますので、必ず水や冷たいもので戻すようにしてください。

特に煮たり、焼いたりすることは協力避けるのが望ましいです。

戻す量はチアシード1に対して水が10位の割合ですが、長く置きますとプルプル感が増します。 ここで注意していただきたいのはチアシードには発芽毒というものがありますので、10度~42度までの水に12時間浸す事が必要です。

そうしておけば安心して召し上がれます。

あとはあなたの好みに応じて水の量を調整すると良いです。

 いろいろな食べ方に挑戦

さすがに水だけの味のないのもは慣れるまで暫くは食べにくさを感じることがあるかもしれませんが、牛乳、ジュース、ヨーグルトなどと一緒に食べると美味しくて食べやすいのではないでしょうか。

冷たいものであればスープなどもよいと思います。

毎回同じものとばかり一緒に食べていては飽きるかもしれませんので、時々組み合わせを変えたりして飽きない工夫もしましょう。

チアシードを食べる方も増えてきまして、料理サイトにはたくさんの食べ方が載っていますので、参考にすれば楽しみながら食べれられていいですね。

 効果があるのはどっち?

一般によく売られているのは2種類ですがホワイトチアシードとブラックチアシードのどちらを選ぶかは好みの問題だと思います。

ホワイトチアシードの方が目立ちませんので見た目を考えますと最初はこちらの方が食べやすい気もします。

私の様に気にならない方でしたら使い方や食べ方で分けてみても良いかもしれませんね。

 食べる量はどれ位?

食べる量も最初は10g位から始めてみてください。

量は、あなたの体調を見ながら調整してみてください。

最初から多く食べる必要はありませんし、食べられるかもわかりませんから徐々に慣れていけば良いかと思います。

食べる量は一日当たり大さじ1杯~2杯で10g~20g程度が目安となりますがカロリーが10g当たり約50kカロリーと高目ですので、カロリーオーバーにならないよう摂りすぎには注意してください。

特に甘いものと一緒に食べるときは注意が必要ですので他の食材との食べ合わせにちょっと気を付けたいものです。

 食べる時の注意点

チアシードそのものは2年位は保存可能なのですが保存する場合には密閉容器などを使い、冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。

もちろん一回で食べきれるものではありませんので、途中チアシードに苦味や味の異常を感じたら食べるのを控えてください。

また体に異常な変化が現れたり、合わないときは食べるのをやめましょう。

自然食品といえども合わない方はいますし、食べられない方もいらっしゃいますので、決して無理をしない事です。

無理をしても苦痛になってしまえば、長く続けられませんからね。

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