あなたのイライラは便秘と関係がある!?その原因と3つの改善方法

イライラのメカニズム

037dc69c4de8636f12da9e88c6ff29e5_s誰でもイライラすることってありますよね。

私たちの感情はさまざまな理由で変化しています。

何かイヤなことがあれば気分を害してイライラしやすくなりますし、時には何の理由のないのになぜかイライラすることだってあります。

では、なぜイライラするのでしょうか?

これは神経と神経の間で連絡を取り合うための神経伝達物質が不足するために起きていると言われています。

神経伝達物質にはドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンといったものがあり、私たちの体の機能を正常に保ったり、精神を安定させるなどのさまざまな働きをしています。

ですが、このバランスが崩れると平常心を失ったり感情を抑えきれなくなるのです。

その結果、思いもよらない言動に走ってしまうことがあります。

 

便秘とイライラの関係

02b94406255f28f2a96bbe7cfa97b966_sイライラするのは便秘に原因があるのでしょうか?

お通じがないのとイライラすることの関係ってなんだかはっきりしませんよね。

でも実は共通ともいえる多くの原因があったのです。

これから説明する3つの原因であるホルモンバランス、ダイエット、自律神経失調症のどれもが便秘と関わっていると言えます。

ホルモンバランスの乱れは、プロゲステロンというホルモンの影響が腸のぜん動運動を弱くします。

また、ダイエットは食事の量そのものが減りますし、栄養も不足がちでバランスが崩れやすい状態になり便秘によくありません。

自律神経失調症になると生きてくために必要な体の機能を正常に維持できなくなり、副交感神経が弱くなることで腸の働きが悪くなり便秘になりやすいのです。

イライラの原因はなに?

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ホルモンバランスの乱れ

女性の場合には定期的に生理がありますが、それに関係して月経前症候群(PMS)といって体調不良や精神的に不安定な状態になることがあります。

また閉経後には更年期障害が起きる場合もあり、エストロゲンなどのホルモンが関わっていると言われています、

男性の場合にはテストステロンという男性ホルモンが少なくなることでイライラし易くなったりします。

イライラばかりではなく睡眠の質が落ちたり不眠になる、集中力の低下などの原因にもなっているのです。

ダイエットなどで空腹状態にある

お腹が空いたままで我慢するのはイライラする原因の一つですね。

これは血糖値、つまり血液の中の糖が少なくなり不足した状態になるからです。

つまり「脳がエネルギー不足です」と認識しますので、いつものように頭の回転がしなくなったりミスが増えたりします。

そして、この状態が続くと脳にある扁桃体(へんとうたい)という怒りや不安、悲しみをコントロールしている部分からイライラ感を起こす指示が出されます。

自律神経失調症になっている

感情が抑えられない、精神的に不安定なときは自律神経失調症の可能性があります。

副交感神経が弱くなり交感神経が優位に働くため、感情が高ぶったりして興奮状態になり、些細なことでも苛立つようになるのです。

このイライラを我慢していると浅い呼吸になりやすいために、副交感神経の働きが弱いままになってしまいます。

さらには息切れや手足のしびれ、冷え性や不眠症、女性の場合は不妊症や生理痛といった症状があらわれます。

 

イライラした時の対策

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自分に厳しすぎない

あなた自身に厳しすぎるルールを作らないようにしましょう。

あれもダメ、これもダメではあなたの精神は本当に病んでしまいます。

時には力を抜いて、もっと自分に優しくなってもいいのではないでしょうか。

力を入れたまま、厳しいままでは気持ちが解放されることはありませんから、自分に甘いあなたがいても良いと思います。

完璧な自分を求めないで、失敗したら大きく深呼吸して許してあげればいいんです。

決して自分を責めたりしないで受け入れてあげることで、精神的な縛りをなくすようにしてください。

食事の質に気をつける

食事の時に食物繊維を摂ることで急激な血糖値の急激な変化を抑える働きがあるとされていますので、月経前症候群(PMS)に効果が期待できます。

月経前症候群には大豆イソフラボンも効果的と言われていて、納豆、豆腐、みそ、豆乳などの大豆製品に含まれます。

ガムを噛むことはリラックス効果により緊張がほぐれていきますので、気持ちも落ち着いてくるでしょう。

また、こんな時には甘いものが欲しくなったりしますのでドライフルーツなども良いと言えそうです。

イライラを改善する栄養としてビタミンB6・C・E、カルシウム、マグネシウム、鉄、などを摂ると良いでしょう。

イライラしたときに摂りたい栄養素
栄養素食品
ビタミンB6さば、いわし、かぼちゃ、さつまいも、牛乳、バナナ
ビタミンCピーマン、キャベツ、レモン、ゆず、にがうり、柿
ビタミンEイクラ、いわし、たらこ、モロヘイヤ、うなぎ、しそ
カルシウム桜えび、いわし、ししゃも、プロセスチーズ、カマンベールチーズ
マグネㇱウムしらす干し、いわし、いくら、あさり、油揚げ、納豆、みそ
レバー(鶏、豚)、卵黄、はまぐり、しじみ、いわし、みそ、油揚げ

ストレスを解消する

ストレスを発散させることでイライラの解消をはかりましょう。

だれでも必ずといっていいほどに受けるもがストレスです。

私たちが生活をしている中では常に隣り合わせの状態とも言えます。

ですが解決方法はいろいろありますし、解決できないわけではありません。

ただ、あなたにとって負担になったり苦痛を感じたりする方法では決して解決することはできません。

ですから、気軽にできて楽しみながらできる方法を「続けること」ができれはスッキリするに違いありません。

さまざまなストレス解消方法があり便秘にも効果的ですので、こちらを参考にしてみてください。

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