便秘 と下痢の繰り返しはこの4つの原因 を取り除いて解決しましょう!
毎日の生活とリズム
人は毎日ある一定の行動を取っています。
朝起きてからやること、会社にいったり学校に行ってやること、家にいてやることは、ほぼ毎日決まっています。
あなたも私も毎日を同じように行動して過ごしています。
でも人それぞれに行動する内容が違っています。
その行動や生活のリズムが正しいと言えるでしょうか。
もし間違っていて便秘や下痢に対してマイナスの事だとしたら、それは直さないといけませんよね。
いつもと違ったことはしていませんか?
毎日の行動以外でもなにか原因になることはないか考えてみてください。
分かっていて続けることは便秘や下痢をもっと悪化させてしまいますので、この機会にもう一度見直しましょう。
便秘と下痢を繰り返す原因とは
過敏性腸症候群の疑いがある
この過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)の症状としては大きく分けて便秘になる、下痢をする、あるいは便秘と下痢を繰り返したりする3つのパターンがあります。
便秘や下痢以外の症状としてはお腹の不快感、腹痛がともなったりオナラがよく出たりします。
本当の原因ははっきりと分かっていませんが腸内環境が関係していて、私たちがストレスを感じることで腸が敏感に反応して影響を及ぼしているとされています。
この病気は年齢的には若い年代の20代~30代に多くみられ、精神的ストレスを溜めやすい人ほど要注意と言えます。
例えば、何かある毎に緊張しやすかったり、不安や恐怖を感じる方、自分の気持ちをオープンにして上手く表現ができない方、過去に精神的なショックを受けたりしてそれが今も強く残っていたりする方です。
ご自分でも気付かないうちにストレスが溜まってしまい、その結果として体に負担をかけることになります。
治療法としては生活習慣や食事の改善、運動をする、治療薬の服用によるものがありますが、症状が重い方は病院で診察を受けることをおすすめします。
便秘薬に頼っていませんか?
いつも便秘に悩まされていると、つい便秘薬に頼ってしまいがちです。
便が出ないとスッキリしませんからね。
便秘がひどいと便秘薬にも強い効果を期待したりしそうですが、この時便秘薬の量が多過ぎたり効き過ぎて逆に下痢になってしまう事があります。
あなたもこんな経験はありませんか?
一度下痢を起こしてしまうと、腸の中の善玉菌が体の外に出てしまい、数が少なくなるために腸内環境は悪化します。
そうなると下痢が治まったあとも、善玉菌の働きが弱く再び排便しにくい状態になっていますので、この時に善玉菌を増やしてやる事が大切になります。
ではどうしたら良いかと言いますと、善玉菌の栄養となる食品を意識して食べることが大切になります。
まずは水溶性の食物繊維を摂るようにしましょう。
そして乳酸菌も一緒に摂ることで腸内環境を良くすることができます。
乳酸菌食品というと動物性乳酸菌を含んだナチュラルチーズやヨーグルトなどの乳製品があります。
植物性乳酸菌を含んだ食品にはぬか漬けなどの漬物類やみそなどの発酵食品があり、これらを偏らないようにバランスよく食べることが重要です。
一回食べただけでは余り効果は期待できませんし、続けることで効果が現れてくることを忘れないでください。
ですが摂り過ぎにはくれぐれも気をつけてくださいね。
ストレスを溜めないようにする
ストレスは毎日の生活で、知らず知らずのうちに溜まってしまうものです。
私たちはストレスと共存して生きていると言っても過言ではない環境の中にいます。
あなたご自身がプレッシャーを掛けていることはありませんか?
精神的なストレスだけでなく肉体的なストレスもありませんか?
仕事や用事で忙しい毎日を過ごしている方、トイレに行くのもままならない方もいらっしゃるかもしれません。
これらのストレスによって自律神経の乱れが生じるのです。
すると便を押し出そうとするぜん動運動が弱くなってしまい、上手く排泄されずに腸の中にある時間が長いことで便の水分が吸収されて硬くなるので便秘になります。
逆にぜん動運動強くなり過ぎると便の水分が調整される前のゆるい状態で排泄されてしまうので下痢になります。
ストレスを感じるのは仕方の無いことですので、まずは溜め込まないように、息抜きをするように心がけましょう。
ストレスを発散して便秘を改善するのに有効な方法がありますので参考にしてください。
あと大切なことは思いつめないことです。
思いつめると、どんどんマイナスの方向に進んでしまいますので便秘は改善されません。
ゆったりリラックスできる時間をもうけたり、環境作りをしてあげることが必要です。
食生活に気を使いましょう
私たちが生きるためには必ず食事をしなければなりません。
その食事が間違っていて便秘や下痢になっている可能性があります。
便秘になるのは食物繊維や水分が不足していると言われますが実際の食事の時に食べ方にも気を付けていますか?
例えば食事の時には必ず水分も一緒に摂るのですが、食べ終わる頃に一気に水を飲んで水分補給するのはダメです。
水分はご飯やおかずを食べながらこまめに摂るようにしましょう。
また、よく噛んで口の中で細かくしてから飲み込むことが大切です。
そうすることで唾液と水分と食べ物が混ざったペースト状態で胃に送られますので消化もよく、スムーズな排便につながります。
では下痢の場合はどうでしょうか。 刺激の強いものを食べ過ぎたりしていませんか?
お酒の飲み方にも注意した方がいいでしょう。
大切な水分や食物繊維も多く摂ればよいというものではありませんのであなたの体に合った量を知ることは大切です。
ダイエットを意識している方は人口甘味料もよく使われるようになっていますが、この中にスクラロースやアスパルテームが含まれている場合にはお腹がゆるくなることがあります。
あとサプリメントを飲んでいる方は摂り過ぎていませんか?
いつも食べているものだから、飲んでいるものだから大丈夫なわけではなく、毎日の積み重ねで胃や腸には負担が掛かっていることを忘れないでください。
思い当たる節があったら、少し休んでみたり量を減らしたりして様子を見ながら調整すると良いでしょう。