りんごは便秘改善に良いって言うけれど何が効果的なの?食べ方は?
りんごは健康に良い果物
あなたはりんごがお好きですか?
私は子供の頃から大好きで、良く食べていました。
収穫時期になるとたくさんもらうので、そのまま食べたりジュースやジャムにしていただいていました。
このりんごですが実は健康にとても良いって知っていましたか?
「一日一個のりんごで医者いらず」といわれるほど体に良い成分が含まれています。
たとえば風邪をひいて熱が出てたりしたときに、すりりんごを食べさせたりしますよね。
これはりんごに熱を下げる働きがあるからなんです。
また多くの種類のポリフェノールが豊富に含まれているので動脈硬化や高血圧、心筋梗塞、脳梗塞といった生活習慣病に良いと言われます。
その他にもガンやアレルギーの予防、貧血、美肌、疲労回復などに効果が期待されています。
便秘解消に効果的な成分
便秘に効果的とされるりんごの成分について説明していきます。
りんごには水溶性食物繊維であるペクチンが含まれています。
「アップルペクチン」と呼ばれているもので、小腸では吸収されないで大腸まで届くのが特徴です。
この水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなって、数を増やしてくれるので腸内環境が改善されます。
また便を柔らかくする働きもあるので、便が硬い場合には排泄しやすくなると言えるでしょう。
反対に下痢のときには腸の調子を整えてくれる整腸作用があります。
これはペクチンが便の固さを調整してくれる性質を持っているおかげです。
つまり、便秘と下痢のどちらの症状にも効果を発揮するありがたい成分なのです。
さらにクエン酸やリンゴ酸が腸に刺激をあたえるので、便を排泄するためのぜん動運動も起こりやすくなり便秘解消に有効に働いてくれます。
効果的な食べ方とは?
最も効果的な食べ方は皮ごと食べることです。
皮に近い部分には栄養がいっぱい含まれているので皮も一緒に食べるのが理想的です。
私もりんごを食べる時はなるべく皮をむかないで食べるようにしています。
せっかくの栄養を捨ててしまうのはとてももったいないですし、よく噛んで食べればそんなに気にならないと思います。
もともと消化の良い果物ですが、すりおろしたりスムージーにすればさらに胃に優しくなります。
また、りんごだけでなくヨーグルトと一緒に食べたり、サラダにして食べるのも良いでしょう。
サラダには温野菜を使ったり、ドレッシングの代わりに少量のオリーブオイルをかけてもおいしくいただけます。
体を温めることで免疫力も向上して病気にかかりにくくなりますので覚えておいてください。
まとめ
りんごの効果はいかがでしたか?
私たちのまわりには便秘によいとされる食べ物がたくさんあります。
ですので、それらを組み合わせたりして効果的に美味しく食べたいですね。
1つのものだけを食べるのではなくて、さまざまなものをいっしょに食べることでバランスが保てます。
そして量もたくさん食べれば良いというわけではありませんので、適量を食べるのも大切なことです。
効果的に摂ることで、りんごの持っている力をあなたの健康に役立ててください。