パイナップルは便秘を解消したいあなたに効果を発揮するか?
便秘に効果的なパイナップルの成分
パイナップルにはたんぱく質を分解する酵素であるブロメリンが含まれていて、胃腸の働きを整える役目があります。
ですが熱に弱く60°c以上になると、その効果がなくなってしまいます。
なのでパイナップル生を食べるのがおすすめです。
また、食物繊維が含まれていて、腸内環境を整えたり便のかさを増やすので排便しやすくなります。
食物繊維だけであれば生でなくとも、缶詰のものでも補給することができますが、糖分がとても多いので量に気を付けてください。
その食物繊維ですが不溶性のものがほとんどで、水分の補給に気を付けたいところですが、100gあたり85.5gもの水分があるのでその心配はなさそうです。
その他の効果などんなものがある?
ビタミンA、ビタミンCはアンチエージング効果や美肌効果が期待できます。
ビタミンB1が糖質からエネルギーを作り、ビタミンB2が粘膜や皮膚を健康に保ったり、エネルギーを作る働きを助けてくれます。
このビタミンB1の働きに着目してダイエット効果もうたわれていますね。
クエン酸は疲労回復効果だけでなく食欲増進や、痛風の予防、尿路結石の予防にも効果があると言われています。
パイナップルを食べるときの注意点
パイナップルは体を冷やす食べ物なのです。
たくさん食べると体を冷やしますので、食べ過ぎには注意した方がいいでしょう。
特に冷え性の方は食べる量に気を付けて、せっかく食べたのに体が冷えてしまう事のないようにしてください。
また、たくさん食べると整腸作用のあるブロメリンが口の中を刺激しますので、舌や唇が荒れて痛くなることがあります。
パイナップルはヨーグルトと一緒に食べることで、便秘に対する効果がアップすると言えます。
冷凍保存した時には他の野菜と一緒にスムージーにして飲んでも良いでしょう。
ただし糖分が多く100gあたり10gも含まれいますので、食べる量に気を付けてください。
パイナップルの豆知識
選び方
買う時に気を付けたいのは、まずは見た目です。
色は少し青いくらいは大丈夫ですが黄色い色く、お尻にカビがない、葉はイキイキして、持った時にズッシリ感のあるものを選んでください。
香りを嗅いでみて甘い、良い香りがする事もポイントです。
保存方法
丸ごとの場合には葉を下にして、新聞紙などに包んで暗い場所で保存すれば良いです。
生のパイナップルは皮をむいてタッパーや保存用パックに入れて冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。
凍らせた場合を除いてあまり日持ちはしませんので、早めに食べるようにしてください。
まとめ
どんな果物にも長所と短所があります。
長所だけはありませんし、短所だけというものありません。
もちろん、いくら食べてもOKなんてあり得ませんよね。
それぞれの良いところを上手に利用して、バランスをとる事ができるのが私たちです。
そのバランスが崩れると体調をくずしたり、病気になったりします。
ですからいつも適量、適度にコントロールして、便秘にならない健康な体を維持できるように心がけましょう。