チョコレートを食べても便秘の解消に効果はない!?実際はどうなの?

チョコレートの選び方

scrabble-1310565_640チョコレートはいろいろな種類のものがあって、買うときにどれにしようか迷ってしまいますよね。

でもこれを知っているだけで選ぶのも簡単になります。

まずホワイトチョコレート含まれるカカオポリフェノールはとても少ないことを覚えておきましょう。

そしてカカオ分が70%以上のダークチョコレートやビターチョコレートを選びましょう。

少し苦いかもしれませんが、慣れてしまえばおいしくいただけます。

その理由は便秘に効果的とされるカカオプロテインがたくさん含まれているからです。

頭の片隅に留めておいて買うときにちょっと意識するとよいでしょう。

便秘に効果的な成分

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 カカオプロテイン

カカオに含まれるタンパク質のことで、便のかさを増やして排便しやすくしてくれる働きがあるとされます。

また腸内細菌のエサとなることで腸内環境を整えてくれます。

ですので続けることで便秘改善の効果が期待できそうですね。

 食物繊維

あなたはチョコレートに食物繊維が入っていることを知っていましたか?

チョコレートの中のカカオに豊富に含まれている不溶性食物繊維であるリグニンが、便のかさを増してくれることで排便しやすくなります。

とかく不足しやすい食物繊維を補うことができ、効果的と言えそうです。

 カカオポリフェノール

ポリフェノールは腸を活性化させる働きがありますので腸内環境が整えられます。

ですが摂り過ぎると便秘になることもありますから、適度な量にしておきましょう。

他にも脳を活性化させ動脈硬化を予防したり、ストレスやアレルギー、美容に対する効果があるとされています。

 ビタミンやミネラル

腸が活発に働くのを助けるビタミンEが含まれています。

また便をやわらかくしてくれるマグネシウムなどのミネラルも含まれています。

 カフェイン

適度な量のカフェイン腸の動きを活発にしてくれますので便秘に良いでしょう。

同時に利尿作用がありますので、あまり多く摂取しますと便の水分が足りなくなるため、硬い便にならないようにしましょう。

チョコレートを食べるときの注意点

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 一日に食べる量はどれ位?

おいしいとつい食べ過ぎてしまいがちですが糖分、脂肪分、カロリーなどを考えますと、板チョコ1/2枚程度までとするのが良いでしょう。

いくら体に良い成分が含まれていても、食べ過ぎてはいけませんからね。

 脂肪分に気をつけましょう

チョコレートを食べ過ぎると下痢を起こすことがあります。

これはチョコレートに含まれている脂肪分が消化不良を起こすからですが、肥満の原因にもなりますので注意しましょう。

高カカオのチョコレートは脂肪の量が少し高めの傾向にあることを覚えておきましょう。

 カロリーの取りすぎに注意

チョコレートのカロリーは商品によって差はありますが100gあたり550kカロリー以上あります。

板チョコ1枚50gで280~300kカロリーほどになります。

カロリーの摂り過ぎは肥満につながりますので気を付けたいですね。

おいしいとつい食べ過ぎてしまう事があるので、決めた量以外は片づけてしまいましょう。

 甘味料が多いチョコレート?

ダイエットをうたい文句にしているチョコレートがありますが砂糖以外の甘味料を使っている場合があります。

この甘味料には天然甘味料と人工甘味料がありますが、甘味料は摂りすぎるとお腹がゆるくなる場合があります。

板チョコ半分くらいで下痢になってしまう方はいったん休んでから、人工甘味料不使用のチョコレートに変えたり、銘柄を変えたりしてみてください。

 テオブロミンの摂取量は?

テオブロミンはカカオに含まれる成分でリラックス効果、記憶力、集中力をアップさせる働きがありますが、摂取し過ぎますと自律神経の乱れから腸の働きに影響がでて下痢になることがあります。

また高カカオのチョコレートにはテオブロミンの含有量が多いものがありますので、気持ちがたかぶったり、利尿作用でトイレが近くなることがあるかもしれません。

摂取量については、むちゃ食いしなければそれほど神経質になる必要はないでしょう。

 便秘に良い食べ方は?

食物繊維を摂るときは水を飲むのことは大切です。

ですからチョコレートを食べるときも水分を補給しながら食べるようにしましょう。

特に高カカオのチョコレートは食物繊維の量が多いので水分補給は大切ですが、がぶ飲みはいけませんので、こまめに少しずつ補給してくださいね。

便秘改善を期待するならチョコレートはいつ食べても良いのですが、寝る前、特に夜10時以降に食べるのは避けましょう。

太りやすいだけでなく、胃腸に負担をかけることになりますので便秘にはよくありません。

また、チョコレートの効果はいろいろありますが、これだけで便秘を治そうと考えないでください。

効果には個人差もあるので補助的な役割を期待した方がよいでしょう。

便秘は様々な要因が重なっている場合がありますので、生活習慣を見直してできることから改善を始めましょう。

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